岡崎城は、天下統一を成し遂げた徳川家康が生まれた城です。名鉄「東岡崎駅」から徒歩15分、岡崎公園の中にあります。1873年の廃城令で軍の財産から大蔵省所有の財産に変わり、取り壊され、本丸と周辺の石垣や塀などのみが残りました。
しかしながら、1959年には天守閣が復興されて、地元の方やたくさんの観光客が訪れ、2006年には日本100名城にも選ばれています。
岡崎城の1階で受付を済ませ、2階へ進むと、初めに岡崎藩の藩政についての展示資料を見ることができます。2階～4階はそれぞれテーマ別に分けられ、岡崎の藩政や歴代城主、産業や人々の生活がジオラマや資料を用いて分かりやすく紹介されています。
5階は岡崎市の中心部を一望できる展望台になっています。360度ぐるりと見渡せるこのスペースは、観光客のみならず、地元の方々にも人気です。
春は見事な桜並木、初夏には藤まつり、イチョウの並木道、紅葉と、城やその周囲は季節ごとに木々の息吹が感じられる自然の名所でもあります。岡崎市を訪れたらぜひとも行ってみたいポイントの1つです。