豊川稲荷はJR「豊川駅」、名鉄「豊川稲荷駅」より徒歩5分の場所にある寺院です。豊川稲荷という名称や、山内に鳥居があることから神社と思われる方も多いのですが、「圓福山妙嚴寺」という曹洞宗のお寺です。京都の伏見稲荷や茨城笠間稲荷などと並ぶ日本有数の稲荷であり、年間約500万人もの参拝客が訪れます。
東京ドーム2.5個分以上の広大な境内には、大小90を上回る堂塔が点在し、本殿はもとより見どころの多いスポットです。
中でも参拝客に人気なのが、「大黒堂」手前にある「おさすり大黒天」と呼ばれる2体の像。像をさすりながらマントラを唱えると金運アップのご利益があるとされ、お参り後に訪問する方も多いです。「大黒堂」をさらに奥へ進むと現れるのは1,000体ものお狐像。「霊狐塚」と呼ばれるこの場所には、祈願成就のお礼に奉納された赤い前掛けをつけたお狐様が鎮座しています。神秘的で不思議な雰囲気の漂うこの場所は、フォトスポットとしても人気です。