千秋公園は、慶長7年から明治2年の版籍奉還まで、12代267年間続いた秋田藩20万石佐竹氏の居城、久保田城跡を整備した公園です。千秋公園の由来は、秋田の「秋」に長久の意の「千」を冠し、長い繁栄を祈ったものといわれているそうです。公園内には沢山の種類の花々が植えられており、訪れる時期によって姿が変わるので何度でも訪れたくなる公園です。春は公園内で千秋公園桜まつりが行われ、ライトアップされた夜桜の下を、多くの屋台が並びます。夏は周囲を囲むお堀に美しいハスが登場。上品なピンクの花と青々としたハスの葉のコントラストが観る人の心を癒します。秋は、公園内の久保田城表門の紅葉がおすすめ。朱に染まった木々たちと表門は記念撮影にも向いている場所です。冬は風物詩になっている「雪吊り」を見ることが出来ます。その他にも、あやめ園にはカキツバタ、ハナショウブ、アヤメなどおよそ6000株が植えられています。また、可動式浮き桟橋タイプの展望デッキもオススメ。水辺の爽快感と、季節ごとのお堀の景観が楽しめます。こちらへのアクセスは、JR秋田駅より徒歩10分です。