管理者でログインしています。操作には十分注意してください。
久保田城は、常盤源氏の名門 佐竹氏12代の居城で、複数の廓を備えた神明山の丘陵に築かれた平城です。石垣がほとんどなく堀と土塁を巡らした城で、天守閣をはじめから造らなかった事でも有名です。1880年の火災により大部分の建物は焼失してしまい、唯一残ったのは御物頭御番所(二ノ門の開閉管理・城下警備・消火等を担当した足軽組頭の詰所)のみでした。しかし、1989年に市政100周年を記念して、本丸北西隅に位置していた見張りと武器庫としての役割を持った御隅櫓が、三重四階の模擬櫓(本来の姿は二重櫓だが展望室を設置)として復元され、のち2002年には本丸表門も再建されました。建物の内部では、佐竹氏の歴史を解説したパネル展示が行われています。現在は千秋公園として、地元の人にも愛される緑豊かな観光スポットになっています。高台にある為、城跡からは秋田市内も見渡せます。こちらへのアクセスは、JR秋田駅から徒歩10分ほどです。
住所
〒010-0876 秋田県秋田市千秋公園1-39
アクセス
JR秋田駅から徒歩10分
電話番号
018-866-2154(秋田市都市整備部公園課)
料金
一般100円(高校生以下無料)
営業時間
9:00~16:30 ただし市立小中学校の夏季休業日は9:00~19:00まで