入道崎は、男鹿半島の西北端、北緯40度線上の景勝地です。入道崎の象徴でもある入道埼灯は、白黒の縞模様が印象的、観光客からはパンダみたいと言われ、海上保安庁による「日本の灯台50選」に選ばれている灯台です。灯台の歴史と知識が収納された灯台展示室も隣接しています。こちらの灯台は、日本の灯台3000基超のなかで、わずか16か所しかない登ることができる灯台の一つです。強風時などは、登る手に汗が滲みそうなスリルがありますが、登ってしまえば目の前に広がる日本海に圧倒されます。また岬からの夕陽は美しく、「日本の夕陽百選」にも選ばれています。日本海に面する峠なので、荒々しい姿を想像する人もおおいのですが、こちらは一面に芝生が広がっており、パノラマ上に広がる青い海と空の絶妙なコントラストは一見の価値ありです。また、男鹿半島から産出される安山岩で造形された北緯40度ラインのモニュメントも訪れた際には見ておきたいスポットです。こちらへのアクセスはJR男鹿線羽立駅より中央交通バス入道崎行で50分、終点より徒歩5分です。