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秋田竿燈まつりは、東北三大まつりの一つで、270年もの歴史を持つ国重要無形民俗文化財です。その起源は、江戸時代中期の宝暦年間と伝えられ、「ねぶり流し」「眠り流し」と呼ばれる睡魔払いのお盆行事だったという説が有力とされています。
藩政以前から秋田市周辺に伝えられているねぶり流しは、笹竹や合歓木に願い事を書いた短冊を飾り町を練り歩き、最後に川に流すものでしたが、宝暦年間の蝋燭の普及、お盆に門前に掲げた高灯籠などが組み合わされて独自の行事に発展したそうです。祭りでは280本近くの竿燈・約10,000個の提灯があがり、メインである竿燈演技には竿燈妙技という技が披露され多くの観光客を賑わせています。竿燈妙技は【流し・平手・額・肩・腰】と5つあり、中でも【腰】はかなりの修練が必要な技で、利き腕の手のひらに竹竿を受けて、持ち上げ静止させる。そして指の間からずらして腰にのせ、上体をほどよく横に傾ける姿は派手で、終盤に映えることから人気の高い技となっています。
住所
〒 010-0921秋田県秋田市大町1~〒010-0923 秋田県秋田市旭北錦町1
アクセス
JR秋田駅から竿燈大通り方面へ徒歩15分
電話番号
018-888-5602