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酸ヶ湯温泉旅館は、JR「青森駅」からバスで1時間以上離れた、標高925mの高さに位置します。酸ヶ湯温泉は、1684年、傷を負った鹿がこの湯に浸かっていたのを、狩人が発見したことにはじまります。そのため、1954年までは「酸ヶ湯」でなく「鹿の湯」と呼ばれていました。江戸時代から病気治療のための湯治場として栄え、1955年には「四万温泉」・「日光湯元温泉」と共に、国民保養温泉地第1号に選ばれています。「酸ヶ湯」という名前の通り、酸性の湯で、神経痛や筋肉痛などに効果があります。酸ヶ湯温泉旅館の名物は、ヒバの木でできた、広さ160畳の大浴場 千人風呂です。柱を一本も使わない、レトロな雰囲気漂う千人風呂は、今時珍しい混浴風呂です。混浴に抵抗がある女性も多いため、千人風呂では8:00~9:00と20:00~21:00に女性専用の時間が設けられています。時間を気にせず入りたい方は、男女別の玉の湯を利用してみてください。冬には5mほどの雪が積もる豪雪地帯のため、通年営業になったのは、1983年からです。冬には利用できませんが、酸ヶ湯温泉旅館から徒歩10分ほどの場所には、座るだけで痔などに効く「まんじゅうふかし」もあります。ひなびた風情が味わえる酸ヶ湯温泉旅館ですが、2019年にリニューアルされた1号館には、冷蔵庫、トイレ、洗面台付きの洋室もあるので、ふとんが苦手な方も安心です。
住所
〒030-0197 青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地
アクセス
JR「青森駅」前(アウガ駐車場横)から無料送迎バスで約60分(要予約)。JR「青森駅」東口11番乗り場からJRバス東北「みずうみ号」で約1時間10分~1時間40分、「酸ケ湯温泉」バス停下車
電話番号
017-738-6400
料金
日帰り入浴(大浴場・玉の湯の利用可、貸しタオル付):大人1,000円、小学生500円
営業時間
日帰り入浴:大浴場 ヒバ千人風呂(混浴):7:00~17:30(8:00~9:00は女性専用時間)、玉の湯(男女別):9:00~17:00