青森港

青森港は、年貢米を船で江戸(現在の東京)に送ることを目的として、弘前藩2代藩主・津軽信枚(のぶひら)の命令で、1623年に開港した港です。年貢米とは、現在市町村に払っている税金の代わりに米を藩に納める仕組みのことで、江戸時代には一般的でした。藩主は、米を江戸などの大都市に送り、その米を売って換金し、藩の財源としていました。青森港が造られたころは善知鳥村(うとうむら)という地名だったので、善知鳥港にするという案もあったのですが、浜辺に青々と木が繁る森があり、入港の目印になっていたので、そこから「青森」という名がつけられることになりました。1988年に青函トンネルが開通するまでは、青函連絡船の発着場として知られていました。現在も、津軽海峡フェリーと青函フェリーが函館までを約4時間で結んでいます。1日合計16往復しているので、レンタカーで北海道に行きたい方は利用してみてください。青森港には、大型クルーズ船も年に20隻ほど寄港しています。

住所

〒030-0802 青森県青森市本町

アクセス

JR「青森駅」から徒歩25分または車で3分

電話番号

017-734-5415

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