成田山 新勝寺は、平安時代に朱雀天皇の勅命を受けた寛朝大僧正が、平将門の乱を平定するため、弘法大師開眼の不動明王の御尊像を遷座され、開山された所です。御本尊不動明王は、弘法大師空海自ら敬刻開眼された霊験あらたかな御尊像で、昔から多くのご参詣者の信仰を集めてきたとされています。また、開山以来から現在まで続けられている御護摩祈祷とは、揺らめく御護摩の炎の中に、護摩木という特別な薪を投入し、願いごとを清めて成就することを祈願するもので、今も多くの人々がお願いごとの成就を祈願しに訪れています。おすすめは参道の店が準備中の時間、朝6時から行われる朝護摩。空気が澄んで凛とした中、雅楽とともに始まる朝護摩は、荘厳な感じで一度は体験して欲しいスポットです。こちらへのアクセスは、JR成田駅から徒歩10分です。またこちらには、紅葉で有名な成田山公園も景内にあり、御護摩祈祷を観覧後公園へ向かうルートもおすすめです。