沖ノ島は館山湾の南端に位置している島で、自然環境区域として南房総国定公園【沖ノ島公園】に認定された一つです。以前は500メートル沖合いにあった島ですが、関東大震災による隆起などで、現在は陸続きになっています。島の周囲は1キロメートル程度の小さな島で、島内はヤブニッケイやタブノキなど温暖帯の海岸林で覆われ、海岸動植物が共存するネイチャーアイランドで、さまざまな海岸植物が観察できます。こちらへのアクセスは、館山駅東口よりJRバス関東 洲崎方面行に乗車し、宮城で下車、 徒歩約30分です。沖ノ島公園では釣り体験・海辺のクラフト体験など様々な体験型イベントが行われていますが、人気なのが沖ノ島の自然と不思議を巡るエコツアー【沖ノ島無人島探検プログラム】と、サンゴの観察が可能な【沖ノ島シュノーケリング体験】です。【沖ノ島無人島探検プログラム】は、海辺の自然をガイドが、沖ノ島の不思議について楽しく話しながら巡る、子どもから大人まで楽しめる予約制のイベント。【沖ノ島シュノーケリング体験】はマスク、フィン、シュノーケルの使い方を学ぶ時間を多く取り、十分な練習を行って、海の中の様子を自分の目で見ることが出来るプログラムで、「浅い・コース」と「深い・コース」の2つ。どちらも小学生から参加でき、高齢の方でもチャレンジOKなプログラムだそうです。