道後温泉街は、道後温泉本館を中心とした温泉街です。道後温泉は、3000年の歴史がある日本で最も古い温泉地といわれています。そのランドマーク的存在である道後温泉本館は、1894（明治27）年、もともと源泉があった場所に建てられました。道後湯之町の初代町長が「100年経ってもまねされない建物を造る」と決め、木造3階建ての上に太鼓楼をのせた現在の形となりました。道後温泉本館は、映画「千と千尋の神隠し」に登場する建物のモデルになったともいわれています。道後温泉本館の前から伊予鉄道市内電車「道後温泉駅」までは、「道後ハイカラ通り」という商店街がL字型に続いています。商店街の途中には、2017年オープンの日帰り温泉「道後温泉別館・飛鳥乃湯泉（あすかのゆ）」や公衆浴場「道後温泉 椿の湯」があります。「道後温泉駅」の前にある広場「放生園」や展望遊歩道「道後温泉空の散歩道」には足湯があるので、歩き疲れたら利用してみてください。道後温泉街では、2014年からアートイベントも定期的に開催されているので、開催時期に訪れてみるのも良いでしょう。