坊っちゃん列車は、1888（明治21）年から1955（昭和30）年まで走っていた蒸気機関車を復元した列車です。現在は、蒸気機関の代わりにディーゼルエンジンを使って走ります。松山を舞台にした夏目漱石の小説「坊っちゃん」の中で「マッチ箱のような汽車」と書かれたことから、坊っちゃん列車という愛称で呼ばれるようになりました。坊っちゃん列車は、土曜・日曜・祝日限定で、伊予鉄道市内電車の「道後温泉」～「大街道」～「松山市駅」電停間を1日3往復、「道後温泉」～「大街道」～「JR松山駅前」～「古町」電停間を1日1往復しています。坊っちゃん列車の乗車券を持参すると、いよてつ髙島屋の大観覧車くるりんが無料になるというサービス（シースルーゴンドラは対象外）を行っているので、お時間に余裕がある方は利用してみてください。いよてつ髙島屋のすぐそばには、機関車の原寸大レプリカや関係資料を展示する、入場無料の「坊っちゃん列車ミュージアム」もあります。