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宇和島城は、標高約80mの丘の上に建つ、高さ15.72m、3階建ての城です。JR「宇和島駅」からは、徒歩25分の場所にあります。宇和島城は、江戸時代以前に建てられた天守が今も残る「現存12天守」の1つです。城造りの名人として知られる武将・藤堂高虎が城主だった1601(慶長6)年に建てた城を、伊達家の2代目・宗利(むねとし)が、1666(寛文6)年ころ、現在のように石垣の上に建つ装飾性の高い天守に改修しました。その優美な姿から、宇和島城は「鶴島城」いう別名で呼ばれることも。また、宇和島城は、上から見ると5角形という、少し変わった形をしています。伊達家は東北地方の仙台を本拠地にする一族で、伊達家初代の秀宗(ひでむね)は、独眼竜として知られる伊達政宗の側室の子でした。東北地方の方言と四国地方の方言はかなり異なるので、最初のうちは言葉が通じず困ったそうです。宇和島には、宇和島伊達家について学べる「伊達博物館」や伊達政宗が詠んだ漢詩から名付けられた「天赦園(てんしゃえん)」という庭園もあるので、お時間があれば立ち寄ってみてください。
住所
〒798-0060 愛媛県宇和島市丸之内1-127
アクセス
JR「宇和島駅」から徒歩25分(城山登山口まで10分、そこから天守まで15分)。JR「宇和島駅」1番乗り場から宇和島バス宇和島市内線で約5分、「南予文化会館前」または「宇和島バスセンター」バス停下車、城山登山口まで徒歩2分。
電話番号
0895-22-2832 (郷土館 電話:0895-22-3904)
料金
天守:大人200円/中学生以下無料、郷土館:無料
営業時間
開門:3月~10月:6:00~18:30、11月~2月:6:00~17:00。天守:3月~10月:9:00~17:00、11月~2月:9:00~16:00。郷土館:3月~10月:9:00~17:00、11月~2月:9:00~16:00