内子座

内子座は、大正天皇の即位を記念して1916(大正5)年に建てられた、木造2階建ての伝統的なスタイルの劇場です。1985(昭和60)年にオリジナルに忠実に再建されました。内子座では、歌舞伎や狂言、文楽、コンサート、落語などの公演が開催されています。今でも現役で使われている劇場ですが、公演のない日は内部を見学することができます。回り舞台や舞台の下の奈落、花道などに加え、桝席や2階席の座り比べもできます。場面転換用の回り舞台はかつては手動で動かしていましたが、現在は電動に変わりました。奈落から舞台へ登場するための「せり上がり」は、今でも手動で行われています。花道とは、舞台の下手(観客席から見て左側)から観客席側に向かって伸びる通路のことです。花道の近くの席に座れば、演じる役者との距離が近いため、大迫力で舞台を楽しむことができます。内子座の屋根の上には、1985(昭和60)年まで太鼓を叩いてお芝居があることを知らせていた太鼓櫓(やぐら)もあります。

住所

〒791-3301 愛媛県喜多郡内子町内子2102

アクセス

JR予讃線「内子駅」から徒歩10分

電話番号

0893-44-2840

料金

大人400円/小・中学生200円/幼児無料。セット券(木蠟資料館上芳我邸、内子座、商いと暮らし博物館共通券):大人900円/小・中学生450円。身体障害者手帳・療育手帳もしくは精神障害者保健福祉手帳を窓口で提示された方および介護者1名は、入館料は免除

営業時間

9:00~16:30(公演時には入館できない場合があります)

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