四国カルストは、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台と共に、日本3大カルストに選ばれています。カルストとは、石灰岩が、地面からぼこぼこ生えてきたように見える地形のこと。四国カルストは標高1000～1500ｍの高原地帯にあり、見どころは、長さ約25kmの「四国カルスト公園縦断線（県道383号線）」沿いに集まっています。四国カルストの中心にあたる「姫鶴平（めづるだいら）」では、牛が草をはむ姿や風力発電用の風車を見ることができます。宿泊施設「姫鶴荘」では、ミルクが濃厚なソフトクリームをぜひ注文してみてください。少し東に向かうと、羊のような形をした「カレンフェルト」という石灰岩や牛を多く見かける「五段高原」に到着します。四国カルストの東端にある「天狗高原」周辺では、高山植物を眺めながらハイキングすることができますよ。西端にある「大野ヶ原」には、動物とのふれあい体験ができる「ポニー牧場」があります。晴れた日にドライブするには最高な四国カルストですが、ガソリンスタンドが少ないので、ガソリンを満タンにした状態で出かけてみてください。また、冬は通行止めになるので、ご注意ください。