平泉寺白山神社は、福井県勝山市にある神社です。明治時代までは霊応山平泉寺と呼ばれる天台宗の有力な寺院でした。現在でも素晴らしい場所という意味の”まほろば”と呼ばれていて、敷地の中には苔が広がる神聖な空気が”聖域”として人々を誘っています。717年に泰澄によって開かれた白山平泉寺が1574年に全山焼失した後、平成に発掘調査が行われるまで静かに時を重ね、発掘調査により数々の石畳や石垣、坊院跡が出てきました。広さは200ヘクタールあると言われていますが、今はまだ2ヘクタールしか調査されていません。なので現在でも未だ発掘調査は進行しています。その壮大な境内は、「日本の道百選」、「歴史の道百選」、「かおり風景百選」、「美しい日本の歴史的風土百選」などにも選ばれています。2つの岩は結界のひとつと言われており、いくつかある結界を通るごとに身が清められると言われています。平泉寺白山神社への行き方は、勝山駅よりからバスで20分です。