"越前大仏は、福井県勝山市にある大師山清大寺の中にある大仏です。また、出世大仏ともいわれており、
本尊は中国河南省洛陽市郊外の龍門石窟にある龍門奉先寺坐像をモデルとして作られたもので、像高は17.0mあります。1987年に開眼供養されています。本堂には中国の国宝第1号に指定された由緒ある装飾壁を再現した九龍壁や1281体の石仏・金仏などがあり見どころとなっています。はじめは観光目的で作られたものの、2002年には臨済宗妙心寺派の寺院になりました。拝観料ははじめ3000円だったものの、現在では500円まで下がっています。鉄筋コンクリートの五重塔の大きさは日本最大であり、金堂、南大門、中門と回遊式の和風庭園などが広がっています。庭園には全国から集められた石や灯籠が飾られており、多くの人に愛されています。恐竜博物館も近く、繁盛期には400台の駐車場を解放することもあります。越前大仏への行き方は、中部縦貫自動車道勝山ICから車で10分です。"