あぶくま洞は、種類と数の多さでは東洋一ともいわれる鍾乳石が続く、全長600mの鍾乳洞です。
8,000万年という歳月をかけて創られた洞内を、多くの階段、狭い道や低い天井を抜けて探検しながら周遊します。車イスやベビーカーは残念ながら入洞はできませんが、景色も素晴らしいので園内を散策するだけでも楽しめます。
洞内は、一般コースが所要時間40分ほどで、一般コースの途中で分岐する冒険コースに挑戦することもできます。
あぶくま洞では地下水の溶食作用が創り上げた多種多様な造形美に触れることができますが、三層に分かれた洞内最大のホール「滝根御殿」は一番のみどころです。こちらにはクリスタルカーテンや洞穴サンゴなどの貴重な鍾乳石が鑑賞できます。また、日本の鍾乳洞で初めて照明での演出が導入された「月の世界」、「竜宮殿」などもあります。
あぶくま洞へのアクセスは、磐越東線「神俣駅」よりタクシーで約5分です。車の場合は無料の駐車場があります。