岐阜城は、岐阜市の金華山（稲葉山）にある城で、標高336m、比高308mある難攻不落な城です。かつては稲葉山城と呼ばれ、戦国時代には斎藤道三の居城であったことでも知られています。織田信長がこの城を攻略して城主となり、地方一帯を平定した際に地名を岐阜、城の名を岐阜城に改めたとされています。楼上は展望台として多くの人に親しまれ、城の最上階からは鵜飼で有名な長良川を眼下に望めます。また、東には恵那山、木曽御岳山の雄大な姿、北には乗鞍や日本アルプス、南には木曽の流れが伊勢湾に注いでいる様子を一望できます。国の史跡、日本100名城、日本の歴史公園100選にも選ばれています。岐阜城のすぐそばには岐阜城資料館があり、天守閣や戦国時代～江戸時代にまつわる古文書、刀剣などの歴史資料が展示されています。御城印には織田家の家紋や斎藤道三の家紋、天守などがデザインされ人気です。