郡上八幡城

郡上八幡城は、日本最古の木造再建城です。戦国時代の末期永禄2年(1559)に遠藤盛数によって築かれました。現在の城郭一帯の石垣すべてが県の史跡に、天守閣は市の有形文化財に指定されています。別名を積翠城と言い、夏に向けて一層濃くなる山の緑に包まれます。晩秋から冬の早朝、雨の降った翌朝などに待機の湿度が高い状態で気温が急激に冷え込んだ時に城を包み込むように雲海が発生し、幻想的な景色が見事です。敷地内には100本ほどの紅葉など落葉広葉樹が多く、毎年11月の上旬から紅葉のライトアップが行われ、週末には和太鼓の演奏や火縄銃の演舞などが開催されます。天守閣からは重なり合うような奥美濃の山々と、狭い盆地にびっしりと軒を連ねる城下町が一望できます。郡上鮎の本場と知られるこの町が、天守閣から眺めると町全体が鮎の形に見えるともいわれています。司馬遼太郎が「街道をゆく」の中で、日本で最も美しい山城と称えられたことでも知られています。

住所

〒501-4214 岐阜県郡上市八幡町柳町一の平659

アクセス

長良川鉄道郡上八幡駅からまめバス「城下町プラザ」下車徒歩約15分

電話番号

0575-67-1819

料金

大人320円/ 小人(小・中学生)150円

営業時間

3~5月、9~10月 9:00~17:00 6~8月 8:00~18:00 11~2月 9:00~16:30

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