金華山は岐阜市の中央に位置するシンボル的な存在で、かつては稲葉山と呼ばれた標高329mの山です。山頂には岐阜城がそびえたち、戦国時代には歴史の表舞台に度々登場しました。初夏に満開になるツブラジイの花が至る所で黄金色に山を色づけることから金華山の名が付いたといわれています。登山道が10コース整備されており、体力に合わせて選ぶことができるので、初心者や家族でも安心して楽しめます。いずれのコースも30分～1時間程度で山頂に到達でき、大自然を満喫できます。コースの途中にはビュースポットがいくつかあるので、立ち止まって休憩しながら岐阜の景色を堪能できます。山頂の展望台からは市内を流れる長良川や南西に広がる濃尾平野、遠くは名古屋まで見渡すことができます。金華山は夜景の美しさもその魅力の一つです。天守閣から濃尾平野に広がる宝石をちりばめたようなダイナミックな夜景は訪れた人を魅了します。