伊香保 石段街は、約４００年の歴史があり、山形県の山寺、香川県の金毘羅と並び、日本三大名石階段の一つに数えられている伊香保温泉のシンボルです。現在の御影石の石段は、昭和55年からの5年間の大改修の時に敷かれました。その後、2010年にも改修・延伸され、伊香保の温泉街の1年間365日の繁栄の願いが込められ365段となりました。今では、自分の誕生日階段で写真を撮るのが人気です。石段街というだけあって、石段をはさんで両側には、お土産物屋や饅頭屋、それに大人も子供も楽しめる射的などの遊戯場が並び、情緒たっぷりの佇まいで伊香保温泉観光の楽しみの一つです。観光バスや電車で伊香保温泉に辿り着いたら、まずは石段街から観光を始めましょう。石段には、与謝野晶子の詩が刻まれていたり、かつて大家と呼ばれていた１２の温泉宿跡に十二支の印が石段にしるされていたりします。石段街をのんびりとお散歩がてら、これらを探して見るのはいかがでしょうか？ 途中には、気軽に足湯を楽しむことが出来る場所もあり、石段を登って足が疲れても大丈夫です。