吹割の滝（ふきわれのたき）は、群馬県沼田市利根町に位置し、片品川本流にあり、左岸側から流入する泙川（たにがわ）栗原川の間に位置する吹割渓にある滝で、「東洋のナイアガラ」とも呼ばれる日本を代表する名勝です。ナイアガラといえば、高いとことから水飛沫を上げながら豪快に水が落ちてくる滝をイメージするかもしれませんが、実際の吹き割の滝は、落差はさほど高いわけではなく、約７mしかありません。そのような小さな滝ですが、なぜ吹割の滝は、「東洋のナイアガラ」と呼ばれているのでしょうか？その姿を見て頂いたら一目瞭然、滝の姿形がナイアガラそのものなのです。このような河床をU字に削る形で流れ落ちる滝は、全国でも稀少な滝であります。写真を撮るには絶好のスポット。電車やバスなどの公共交通機関ですと、少し不便な場所にありますので、見学に行かれるなら、自家用車がお勧めです。また、12月上旬から4月上旬まで冬季立入禁止となっていますのでお気をつけください。