伊香保温泉は、渋川市伊香保町にある温泉です。草津温泉と並んで群馬県を代表する名湯で、伊香保温泉のお湯は、黄金の湯と白銀の湯の２種類あるのが特徴です。黄金の湯は茶褐色で鉄分を多く含む硫酸塩泉です。硫酸塩泉は、湯の中に含まれる鉄分が酸化して、茶褐色になり黄金色に見えるのです。効能は、切り傷や火傷に良いとされています。また、黄金の湯は子宝の湯とも言われ、リウマチ・神経痛や婦人病・冷え性など、女性の悩みに嬉しい効能があります。そしてもう一つの白銀の湯は、歴史がまだ浅く、平成時代に湧出が確認された新しい源泉です。白銀の何相応しく、色は無色透明で、成分にメタケイ酸を多く含む単純泉です。メタケイ酸とは聞き慣れない成分ですが、メタ珪酸とも書き、最近では、美肌効果泉質成分と認知され、天然の保湿成分としてとても注目を浴びていますこのように、伊香保温泉は特に女性に嬉しい泉質の温泉です。