少林山鳳台院達磨寺

少林山達磨寺は、高崎市にある「高崎のだるま市」で有名な黄檗宗の寺院で、正式名称は「少林山鳳台院達磨寺」といい、縁起だるま発祥のお寺です。その縁起だるまの始まりは、天明三年に浅間山の大噴火があり、天変地異などが多く発生し、近隣は大飢饉となってしまいました。九代目の住職・東嶽とうがく和尚が、生活の苦しかった付近の農民救済のために、「一筆達磨坐禅像」をもとに木型を彫り、皆に張り子のだるまの作り方を教え、正月七草大祭の縁日で掛け声勇ましく売られるようになったのが始まりだと言われています。歴史のあるお寺ですが、明治14年の出火により、寺院と共に古文書の大半が焼失してしまったので、創建などの詳細についてはわからなくなってしましましたが、一説には古くからこの地には観音堂があり、延宝八年(1680年)この地を訪れた一了居士という行者が達磨禅師の像を彫って安置し、「達磨出現の霊地・少林山」として近隣に広まったのが達磨寺の始まりと言われています。

住所

〒370-0868 群馬県高崎市鼻高町296

アクセス

少林山入口バス停徒歩で1分 高崎ICから車で30分

電話番号

027-322-8800

営業時間

9:00~17:00

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