多喜山水精寺大聖院は、一般的に「大聖院」の名前で親しまれている真言宗御室派の大本山です。宮島にある寺院では最も古い歴史を持ち、弘法大師が唐からの帰途に弥山で修行したことがきっかけで806年に開基したと伝わっています。明治の神仏分離令までは十二坊もの末寺を有し、厳島神社の別当職も務めてきた宮島の総本坊です。
大聖院の格式の高さが伝わるエピソードは数多く、豊臣秀吉が連歌の会を催した、明治天皇が行幸の際に宿泊された、伊藤博文が深く信仰して弥山の登山道を整備するために私財を投じた、2006年にはダライラマ法王も訪れたなど枚挙に暇がありません。
大聖院の観音堂には行基作とされる十一面観音菩薩像、勅願堂には豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に守護仏として崇めた波切不動明王座像が祀られています。
また、座禅体験、密教瞑想体験、写経・写仏体験、念珠作り体験、精進料理体験などのアクティビティが楽しめる場所でもあります。
大聖院へのアクセスは、宮島桟橋より徒歩約30分です。
住所
〒739-0531 広島県廿日市市宮島町210
アクセス
宮島桟橋より徒歩約30分
電話番号
0829-44-0111
料金
座禅体験 500円 密教瞑想体験 500円 写経体験 1,000円 写仏体験 2,000円 念珠作り体験 2,000円 精進料理体験 3,000円
営業時間
開門時間 8:00~17:00