平和大通りは、鶴見橋東詰から新己斐橋西詰までを結ぶ約4kmの道で、道幅が100mあることから「100m道路」とも呼ばれています。
平和大通りは、第二次世界大戦中に防災道路として生まれました。空襲に備えた防火帯とするために、周辺の建物を壊して作られた道路です。戦後は幹線道路や緑地空間として広島の復興と発展を支えただけではなく、世界の恒久的な平和を訴える広島の意志を集結する場所でもあります。
平和大通りには、全国から供木運動によって集められた多くの木が植えられており、平和を祈念する記念碑や彫刻なども点在しています。
市民がジョギングやラジオ体操をする憩いの場で、通勤通学にも用いられる生活道ですが、平和公園へ訪れる多くの観光客が用いる道でもあるため、県内外の多くの人々が利用しています。また、広島カープやサンフレッチェ広島が優勝した際のパレードでも使われています。
平和大通りへのアクセスは、広島電鉄「土橋駅」下車徒歩約7分です。