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原爆供養塔

原爆供養塔は、1955年に建立された供養塔です。桃山時代の御陵を模した、芝生が植えられた丘の上に石造りの塔が据えられていて、中には納骨堂があります。ここには一家全滅などで身内の見つからない遺骨や、氏名の分からない遺骨約7万人分が納められています。
爆心地に近いこの場所では、散乱していた遺体や川から引き揚げられた遺体など、無数の遺体が荼毘に付されました。1946年には市民からの寄付で仮の供養塔、納骨堂、礼拝堂が建設されましたが、その後広島市が主体となって改築し、各所に散在していた引き取り手のない遺体も集められて現在に至ります。
毎年8月6日には、この供養塔の前でさまざまな宗教、宗派の共同供養慰霊祭が行われており、毎月6日には関係者による例祭も行われています。
原爆供養塔へのアクセスは、広島電鉄電車「原爆ドーム前」下車です。平和記念公園の西側にある相生橋連絡橋南詰から南にすぐで、原爆の子の像からも近いです。

住所

〒730-0811 広島県広島市中区中島町1番(相生橋南)

アクセス

広島駅から広島電鉄電車(路面電車)「原爆ドーム前」下車
平和記念公園西側、相生橋連絡橋南詰から南にすぐ。
原爆の子の像から西側にすぐ。

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