三瀧寺は広島市北西の三滝山にある寺で、古くから三瀧観音として市民に親しまれてきました。境内には名前の由来になった三つの滝が流れており、この水は平和記念式典の献水にも使われています。
三瀧寺はその立地から四季折々の自然が美しく、特に秋の紅葉は広島の名所のひとつにもなっています。さらに、境内の三つの滝のうち最も高低差がある「梵音の滝(ぼんおんのたき)」を主景とした「補陀落の庭(ふだらくのにわ)」も紅葉の時期の限定オープンですので、三瀧寺の趣をじっくり味わいたいのなら紅葉の季節がおすすめです。
境内の多宝塔は室町時代の創建と伝わっており、原爆犠牲者の慰霊のために和歌山県から移されたもので、県の重要文化財に指定されています。また、木造阿弥陀如来坐像は国の重要文化財であるほか、弘法大師の作と伝わる石彫観世音菩薩種字石も所蔵しています。
三瀧寺へのアクセスは、JR可部線三滝駅から 徒歩約15分です。車の場合は無料の駐車場があります。
住所
〒733-0805 広島県広島市西区三滝山411
アクセス
[車]
・山陽自動車道広島ICから 国道54号線経由約20分
[電車]
・JR可部線三滝駅から 徒歩約15分
電話番号
082-237-0811
営業時間
8:00~17:30(冬期間は17:00まで)