広島県の東部、尾道市の中心地に近い場所に尾道大橋があります。日本で初めて最大支間が200mを超えた斜張橋として、1968年に開通しました。かつては有料道路でしたが今では無料で通行することができ、生活道路としての機能も果たしています。西側55mの位置には「双子橋」である新尾道大橋が1999年に開通しました。新尾道大橋は景観を考慮して尾道大橋と似た構造ですがケーブルが細く、スリムになっているため30年間で技術が向上したことが見受けられます。50年間変わらない尾道大橋、新たな技術を取り入れ進化した新尾道大橋、並走する2本の橋を見比べて歴史を感じながらドライブをするのも面白いのではないでしょうか。また、尾道大橋はしまなみ海道の起点となっています。レンタサイクルのお店も多くあるので海を見ながらサイクリングをするのも気持ちよく、おすすめです。尾道大橋はJR尾道駅から車で約5分です。