平山郁夫美術館は、美術館のある瀬戸田町出身の日本画家・平山郁夫のコレクションを集めた美術館です。瀬戸田町は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」のルート上・生口島にあります。平山郁夫は1945年に広島で被爆したことで、平和をテーマとした作品を描くようになりました。仏教伝来の道である、シルクロードに取材した作品を数多く残したことでも知られています。60枚からなる「しまなみ街道五十三次」は、1999年の「しまなみ海道」開通を記念して描かれた水彩画です。1年間に4回位展示替えがあるため、「しまなみ街道五十三次」が美術館内で見られない時もあります。そんな時は、スケッチした各ポイントに陶板製のオブジェが飾られているので、「しまなみ海道」をサイクリングしながら、見て回るのも良いでしょう。作品を鑑賞し終わった後は、日本庭園を眺めながらティーラウンジで一息つくのもおすすめ。瀬戸田産のレモンを使ったメニューを、ぜひ試してみてください。
住所
〒722-2413 広島県尾道市瀬戸田町沢200-2
アクセス
「三原港」から普通船で25分・「尾道港」から高速艇で35分、「瀬戸田港」下車徒歩10分。JR西日本・山陽新幹線「福山駅」・JR四国・予讃線「今治駅」から中国バス「しまなみライナー」で60分、「瀬戸田BS」下車、タクシーで15分。「きららエクスプレス」でJR西日本・山陽新幹線「福山駅」から60分・伊予鉄道「松山市駅」から100分、「瀬戸田BS」下車、タクシーで15分。または、しまなみ海道・生口島北ICから車で12分
電話番号
0845-27-3800
料金
大人1,000円/大学・高校生410円/中学・小学生210円、障がい者手帳提示で410円、耕三寺博物館の入館券提示で1割引
営業時間
9:00~17:00 (入館16:30まで)