三原城跡は、JR「三原駅」直結の城跡です。現在、JR「三原駅」になっている場所は、もともと三原城の本丸(中心部)の一部で、城跡をまたぐように線路が走っています。三原城は、小早川隆景(たかかげ)によって、1567年に建て始められました。2つの島をつないだ埋め立て地に城を築いたため、昔は満潮時に海に浮かんでいるように見えたことから、「浮城(うきしろ)」という別名でも呼ばれています。現在は、天守台や船入櫓(ふないりやぐら)の一部しか残されていませんが、かつては天守台に広島城の天守閣が6つ入るほどの広さを誇っていました。天守台の石垣は、表面のほうが中よりも面積が広い「アブリ積み」という珍しい方法で積まれています。天守台を囲む堀には、三原市の阪井養魚場で育てられたブランド錦鯉が泳いでいます。その中には、背中にハート模様がある錦鯉も混ざっているそうなので、探してみてください。錦鯉にパンをちぎって与えたくなるかもしれませんが、専用のえさをもらっているので、与えないようにしましょう。
住所
〒723-0014 広島県三原市城町
アクセス
JR「三原駅」構内からすぐ
電話番号
0848-64-2137(三原市生涯学習課)
料金
無料
営業時間
6:30〜22:00