大崎下島 御手洗地区は、瀬戸内海に浮かぶ大崎下島の東側に位置する地区です。大崎下島は「安芸灘とびしま海道」のルート上にあり、JR「呉駅」からは「とびしまライナー」に乗車し、1時間30分ほどで到着します(始発は、広島バスターミナルです)。御手洗地区は、17世紀後半に御手洗港が開港してから、多くの船が行き交う宿場町となり、昭和の初めころまで栄えました。今も、当時の様子をうかがい知ることができる建物が多く残されています。1937年に建てられた劇場を2002年に復元した「乙女座」は、内部を自由に見学することができ、イベントも不定期に開催されています。「若胡子屋(わかえびすや)」は、江戸時代に御手洗地区で最も繁盛した遊郭の跡で、18世紀前半に建てられました。「千砂子波止(ちさごはと)」は1829年に造られた石積みの防波堤ですが、現在も当時の姿を、ほぼとどめています。突端には、1992年に再建された、高さ6.18mの高灯籠が建っています。御手洗地区には、船宿跡を利用した雑貨屋やカフェなどもあるので、散策途中に立ち寄ってみてはいかがですか。
住所
〒734-0302 広島県呉市豊町御手洗
アクセス
JR呉線「呉駅」前7番のりば またはJR呉線「広駅」前バス停から「とびしまライナー(豊・豊浜方面行)」に乗車、「御手洗港(みたらいこう)」バス停下車
電話番号
0823-67-2278(呉市豊町観光協会(営業時間:9:00~16:30 定休日:火曜日))
営業時間
御手洗休憩所:平日:10:00~16:00 / 土日祝:9:00~16:30