広島城は、豊臣秀吉の五大老の一人としても知られる、毛利元就の孫の輝元によって築城されました。建設地の「五ヶ村」は、内海交通の要所であり、政治的、軍事的、経済的に有利な太田川河口にあるという理由で選定されましたが、それまでは葦の生い茂る寒村だったと言います。築城には2年の歳月が費やされ、同時に水路、陸路も整備し、城下町が築かれました。どこにでもある寒村だった「五ヶ村」は、中国地方の政治経済の中心となる「広島」に生まれ変わりました。
現在、天守閣は歴史博物館として公開されており、広島城の関連遺跡からほぼ完全な形で出土した金箔鯱瓦と金箔鬼板瓦が見どころです。また、打掛や鎧兜を着けて記念撮影ができるコーナーも人気です。
広島城へのアクセスは、路面電車「紙屋町東」または「紙屋町西」下車、北へ徒歩約15分です。バスの場合は、広島市内循環バス「広島城(護国神社前)」下車徒歩約6分、路線バス「合同庁舎前」下車徒歩約8分です。
住所
〒730-0011 広島県広島市中区基町21-1
アクセス
[電車]
・広島駅から 路面電車
「紙屋町東」または「紙屋町西」下車 北へ徒歩約15分
[バス]
・広島駅新幹線口から 広島市内循環バス(めいぷる~ぷ オレンジルート・レモンルート)
「広島城(護国神社前)」バス停下車 徒歩約6分
・広島駅南口から 路線バス Bホーム7・8・9番のりば(合同庁舎前経由)
「合同庁舎前」バス停下車 北西へ徒歩約8分
電話番号
082-221-7512
料金
【天守閣】 大人 370円 高校生・シニア(65歳以上) 180円 中学生以下無料 【二の丸】 入館料無料
営業時間
【天守閣】 3月~11月 9:00~18:00 12月~2月 9:00~17:00 【二の丸】 4月~9月 9:00~17:30 10月~3月 9:00~16:30