国立広島原爆死没者追悼平和祈念館は、2002年に完成した新しい施設です。被爆体験を後世に受け継ぐこと、原爆の悲惨さに対する理解を深めて恒久平和を祈ることを目的として開館しました。収蔵資料の検索は5ヶ国語に、一部の証言ビデオは20ヶ国語以上に対応しています。
地上1階、地下2階の建物で、地上部分の中央には原爆投下時刻を示す8時15分のモニュメントがあります。地下へと向かう下りのスロープは、被爆直後へと時間を遡ることを象徴しており、「体験記閲覧室」では、14万編を超える被爆体験記や追悼記を始め、写真や動画などを自由に閲覧できます。地下2階の「平和祈念・死没者追悼空間」では、爆心地の旧島病院付近から見た広島の街並みが360度のパノラマで表現されています。また、「遺影コーナー」では大型モニターに死没者の名前と遺影が次々と映し出されます。
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館へのアクセスは、広島バス「平和記念公園」下車、市内電車「原爆ドーム前」下車です。
住所
〒730-0811 広島市中区中島町1-6
アクセス
JR広島駅南口から(約20分)
・バス/広島バス吉島方面行で「本通」「平和記念公園」下車
・市内電車/紙屋町経由広島港(宇品)行で「本通り」下車、宮島口、江波行で「原爆ドーム前」下車
電話番号
082-543-6271
営業時間
3月〜11月 8:30〜18:00 (8月は〜19:00、8月5日、6日は〜20:00) 12月〜2月 8:30〜17:00