小樽運河は、小樽を代表する観光地です。元々は荷物を倉庫の近くまで持って行ける運河として大正12年に建築されたものですが、戦後に使われなくなり歴史的建造物だけが取り残されました。そして昭和61年に散策路や街園が作られ現在の小樽運河になりました。全長1140mに渡る運河に63基のガス灯がともり、ロマンティックな木骨石造倉庫が立ち並ぶ景色はデートスポットともなっています。石造倉庫はレストランや北海道の特産品のお土産屋、観光案内所となっています。ノスタルジックな雰囲気を残しつつ見ごたえのある観光スポットです。また、小樽運河を船に乗って観光できる小樽運河クルーズも人気です。歩いて観光するだけでなく人力車やレンタサイクルも充実しています。さっぽろ雪まつりと同日に小樽雪あかりの路というイベントを開催しており、小樽運河が14万本ものキャンドルに照らされて幻想的な雰囲気となっています。小樽運河への行き方はＪＲ小樽駅から坂道を下って約8分です。