大手前通りとは、兵庫県姫路市にあるJR山陽本線姫路駅から、「白鷺城」の名で知られる世界遺産・国宝姫路城の桜門前に至る、約840メートルほどの通りをいいます。日本の道100選の一つに選ばれており、JR姫路駅の中央改札口を出て通りに降り立つと、お城が真正面に望めます。全線が無電柱化されており、クスノキとイチョウの並木、そしてお城の織りなす景観がとても美しいと評判です。姫路城周辺は「彫刻のある街づくり」として、多数のブロンズ像があり、市民の憩いの場となっているだけではなく、姫路市のイベントやお祭りが行われる場所でもあります。毎年８月恒例の「お城まつり」では、通りの両側に多数の屋台が立ち並び、20万人の人出でにぎわいます。JR姫路駅から姫路城までは、徒歩約20分程度、姫路城を眺めながらゆっくり大手前通りを歩くもよし、東側に平行して通るアーケード商店街「みゆき通り商店街（御幸通）」「おみぞ筋商店街（小溝筋）」で買い物を楽しむもよしの姫路観光の人気スポットです。