尼崎城跡は、兵庫県尼崎市にある、江戸時代初期に大阪城の西の守りとして徳川幕府の譜代大名、戸田氏鉄により築城された平城跡です。尼崎城は、四層の天守と三重の堀からなる雄壮な城で、その規模は、阪神甲子園球場の約3.5倍にも相当する広大なものであったとのこと。明治の世に廃城となってからは、その広大な城地は、官公庁や学校に転用され、その一部が尼崎城址公園となっています。尼崎城跡へのアクセスは、阪神電鉄尼崎駅から徒歩約5分程度です。現在の復元天守閣は、家電量販店旧ミドリ電化の創業者・安保詮氏が「創業の地に恩返しがしたい」と、約12億円の私財を投じて建設され、2018年に尼崎市に寄贈されたもの。「一口城主」などで寄せられた市民の寄付額も約2億円。地元名士や多くの市民に愛されて、白壁の美しい天守閣が復元されました。天守閣2階以上は、お姫様や忍者に変身できる記念撮影コーナー、尼崎を一望できる展望ゾーンなどの有料施設となっています。1階には、尼崎名物が取り揃えられたショップがあり、尼崎観光でぜひ立ち寄りたいスポットとなっています。
住所
〒660-0826 尼崎市北城内27
アクセス
阪神電鉄尼崎駅から徒歩約5分
電話番号
06-6480-5646
料金
一般・学生:500円/小中高生:250円 障害者割引あり
営業時間
9:00~17:00まで(最終入城は16:30まで)