兵庫県立考古博物館は、兵庫県加古郡播磨町にある、2007年に開設された県立考古博物館です。弥生時代後期から古墳時代初頭の遺跡として全国的に有名な大中遺跡のある「播磨大中古代の村（大中遺跡公園・であいのみち）」の一角にあります。兵庫県立考古博物館へのアクセスは、JR神戸線土山駅から徒歩約15分程度です。兵庫県立考古博物館は、従来の展示物を「見てもらう」といった展示物主体の博物館ではなく、来館者が参加し体験（「ふれて」「感じて」「ためして」「考える」）してもらう参加体験型博物館として有名。休日には、考古学ファンのみならず、多くの家族連れが訪れます。発掘の模擬体験、古代人への変身コーナー、勾玉づくりや火おこし体験など参加型イベントが豊富。ナウマンゾウを追う旧石器人や、船による中国との交流の様子を描いた迫力ある実物大のジオラマも圧巻。古代の世界にタイムトリップしたかのような臨場感です。大中遺跡の見学とともにぜひ立ち寄りたいスポットとなっています。