松尾稲荷神社は、兵庫県神戸市兵庫区にある、ご祭神として、宇賀御魂大神（うかのみたまのおおかみ）・佐田彦大神（さたひこのおおかみ）・大宮能売大神（おおみやのめのおおかみ）をお祀りする稲荷神社です。社名の由来は、楠木正成ゆかりの松にちなんでつけられたとのこと。松尾稲荷神社へのアクセスは、JR神戸線神戸駅・神戸市営地下鉄ハーバーランド駅から徒歩約10分程度です。松尾稲荷神社といえば、商売繁盛、縁結び、恋愛成就に霊験あらたかとされ、ご神前には、約350灯もの提灯が飾られており、「提灯持ちのお稲荷さん」とも呼ばれています。また、「松福さん」とよばれる、病気治癒、学業向上などのご利益があるとされるビリケン様が、社殿の中の奥にお祀りされていることでも有名。ビリケン様は、外国渡来のものですが、松尾稲荷神社のビリケン様は、右手に打ち出の小槌、左手に宝珠の珠、米俵の上に腰を掛け、背中に大判を背負うという和洋折衷の「ジャパンビリケン」。