姫路城は、兵庫県姫路市にある、姫山および鷺山を中心に築かれた平山城です。シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称でも親しまれています。五層七階の大天守と東、西、乾の小天守が渡櫓で連結された連立式天守、白漆喰総塗籠造りの城壁など壮大で優美な外観を有しています。姫路城へのアクセスは、JR山陽本線・山陽電鉄姫路駅から徒歩約20分です。江戸時代初期につくられた大天守・東小天守・西小天守・乾小天守・渡櫓（四棟）は国宝。そのほか重要文化財も多数有しています。また、美的完成度がわが国の木造建築の最高の位置にあり、世界的にも他に類のない優れたものであることなどから、ユネスコの世界遺産として認定されています。姫路城といえば、その美しい姿に数多くの人が魅了されますが、おススメはやはり桜の季節。ソメイヨシノ、シダレザクラなど約1000本の桜と、お城や堀が織りなす見応えある景色は、「日本の桜の名所100選」にも選ばれています。