筑波山は標高871mの男体山、877mの女体山のほぼ同じ高さの二峰からなる山です。中腹には筑波男ノ神（いざなぎ）、筑波女ノ神（いざなみ）を祭神とする「筑波山神社」があり、 縁結び、夫婦和合にご利益があるとして広く信仰されています。また、長い間神域として保護されてきたため、つくば市の花に選定されている「ホシザキユキノシタ」をはじめとする1,000種以上の珍しい植物が群生しているなど、他ではあまり見られない自然が数多くあります。
筑波山は「日本百名山」にも数えられていますが、比較的標高が低いため気軽に登山が楽しめる山です。さらに、男体山へはケーブルカー、女体山へはロープウェイも利用できるため、初心者でも安心して挑戦できます。また、ケーブルカーやロープウェイの各駅付近にはレストランがあり、つくば鶏の親子丼やつくばうどんなどのご当地グルメも楽しめます。
筑波山へのアクセスは、つくばエクスプレス「つくば駅」から直行の「筑波山シャトルバス」で約40分です。