大洗磯前神社（おおあらいいそさきじんじゃ）は3つの鳥居がみどころの神社です。
大洗磯前神社の創建は856年に大己貴命と少彦名命が大洗の海に降臨したことによりますが、その海の岩の上に「神磯の鳥居」が立っています。雄大な海に向かって立つ鳥居は神々しく、初日の出スポットとしても人気です。
また、第一明神鳥居が神社に向かう道に立っており、16メートルの高さは関東でも有数です。さらに神社に向かって進むと、境内の入り口に二之鳥居があります。
大洗磯前神社の社殿は永禄年間の兵乱によって焼失したままになっていましたが、水戸黄門で知られる徳川光圀によって御造営の工が起され、その後の1730年に徳川綱篠によって現在の地に遷座されたものです。本殿と拝殿は県指定の文化財になっており、家内安全や海上交通の安全にご利益があるとして古くから信仰を集めています。
大洗磯前神社へのアクセスは、大洗鹿島線「大洗駅」から約2.5kmです。