盛岡城跡公園は盛岡城跡地に開設され、国の史跡に指定されている前”岩手公園”が2006年に愛称変更した公園です。関東以北の石垣組の平城としては、最大の規模を誇っており、園内には詩人石川啄木がよんだ【不来方( こずかた )のお城の草に寝ころびて　空に吸はれし 十五の心】の歌碑があることでも有名です。
盛岡城跡公園へはJR盛岡駅から歩いていくことも可能ですが、JR盛岡駅東口より岩手県交通バス15・16番のりばから盛岡都心循環バス「でんでんむし」に乗車すれば、盛岡駅周辺の様子を見ることが出来ます。
盛岡城跡公園は四季により楽しめるスポットがいくつもあります。春は梅林にブンゴウメ，シダレウメ，白梅など，約1040本が4月上旬まで咲き誇ります。そして盛岡城の内堀跡で中津川から水を引いている鶴ケ池・亀ケ池に5月は藤棚・6月はアジサイが満開になります。また鶴が池から中津川に注ぎ込むせせらぎには【ホタルの里】と名付けられており、6月下旬にはゲンジボタル、その後にヘイケボタルを鑑賞することも出来ます。
そして10月には赤や黄色に彩られた紅葉を楽しみながら散歩するのもお勧めです。