浄土ヶ浜は、JR盛岡駅から山田線で約2時間30分、宮古駅で下車しバスで20分。奥浄土ヶ浜バス停から徒歩1分で、目の前に広がる海岸で国の名勝に指定されています。三陸復興国立公園三陸ジオパークの中心に位置する浄土ヶ浜は、三陸を代表する景勝地の1つです。
この地名は、天和年間(1681〜1683)に宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖が、「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたと言われています。

浄土ヶ浜の海は透明度が高く、穏やかな波が特徴で海開きの時期にはたくさんの海水浴客で賑わいます。冬の降雪時期には雪化粧を施した浄土ヶ浜を身に訪れる観光客も多く時期を問わず人気のスポットです。
またこちらの岩肌は、5200万年前にマグマの働きによりできた流紋岩という火山岩で、二酸化ケイ素を多く含むため白い色をしていると考えられています。その白く鋭くとがった流紋岩が林立し、松の緑と海の群青のコントラストは美しく、一見の価値ありです。