奇跡の一本松は、2011年の東日本大震災で発生した津波に耐えた唯一の松です。周辺には2kmに渡って松が密集していました。しかし、約７万本もの松が津波によって薙ぎ倒されてしまいました。松だけでなく建物が折れ曲がっていたり、跡形もなく津波に飲まれた中で、たった一本の松が残っていたのです。
その姿は被害を受けた方々の心の支えとなり、復興のシンボルとなりました。
場所は、旧道の駅「高田松原」の道路の真向かいにあります。
アクセスは、JR大船渡線BRT「奇跡の一本松駅」下車して徒歩約10分、車なら三陸自動車道　陸前高田長部ICから5分で駐車場（道の駅「高田松原」）があリます。
奇跡の一本松の周辺には、食事処として一本松茶屋があったり東日本大震災津波伝承館として、いわて TSUNAMI メモリアルがあります。
震災でどれだけ打ちのめされても、決して倒れなかった奇跡の一本松を一目見るだけで、訪れる人々は皆勇気をもらっています。