宮沢賢治童話村は、作家、宮沢賢治が描く童話の世界を再現した施設です。宮沢賢治は岩手県出身の詩人、童話作家です。「雨ニモ負ケズ」や「銀河鉄道の夜」、「注文の多いレストラン」など誰もが一度は聞いたことがある作品を数多く創作した人物です。童話村の中に進むと、エリアが大きく5つに分かれています。宮沢賢治の人となりや物語の世界を紹介する"賢治の学校"。ここでは、宮沢賢治についてあまり詳しくないという方にも分かりやすく紹介されています。宮沢賢治に影響を与えた動物や植物、星などをイメージした"賢治の教室"。ログハウス調の建物で、それぞれのテーマに沿って一棟ごと展示されています。他にも”妖精の小径”、”山野草園”、”ふくろうの小径”など自然を愛した彼のファンジーな世界を満喫できるスポットがあります。例年7月下旬～11月上旬の週末を中心に開催されているライトアップのイベントでは、より一層幻想的な世界感が味わえて見応えがあります。