知覧武家屋敷庭園は、母ヶ岳をバッグに1700年代から1800年代に作られた庭園です。7つの庭園が名勝指定されています。重要伝統的建造物群保存地区の中の武家屋敷通りにあります。森邸庭園だけが池泉式になっており、他の6庭園は枯山水式庭園になっています。知覧武家屋敷庭園には西郷恵一郎庭園、平山克己庭園、平山亮一庭園、佐多美舟庭園、佐多民子庭園、佐多直忠庭園、森重堅庭園があります。また、国の名勝にも指定されています。麓川にかかる河上橋を渡ると知覧武家屋敷庭園が広がっています。現在では旧高城家住宅と7軒の屋敷と庭園を見ることができるようになっています。それぞれに違った印象を受ける薩摩の小京都と言われる知覧武家屋敷庭園を是非巡ってみましょう。また、武家屋敷通りの清流溝には鯉が泳いでいたりと、風流溢れる空間が続きます。知覧武家屋敷庭園への行き方は、JR鹿児島中央駅から鹿児島交通知覧行きバスで、武家屋敷入口下車すぐです。