嘉例川駅は、鹿児島県霧島市にあるJR九州の駅です。駅舎は県内で最も古い駅舎で登録有形文化財となっています。全国でも珍しい形式で、無人駅ですが特急が止まります。レトロな外観の駅舎という事で観光客も多くやって来ています。駅舎の中は時間が止まったような空間が広がり、土間の待合室や長椅子や振り子時計などレトロ感満載です。この駅には嘉例川観光大使が居ます。狸の顔をした”にゃん太郎”で観光客の人気者として有名です。10時半に嘉例川駅に出勤し、自由に過ごして家に帰るそうなので絶対に会いたければ10時半を目指していくと会えます。また、土日祭日に限り霧島市にある森の弁当やまだ屋が作る『百年の旅物語かれい川』弁当が販売されており、嘉例川駅でしか売らない上に一日に100個しか売られないことから幻の弁当と言われています。また嘉例川駅は新川渓谷温泉郷への入口駅ともなっています。嘉例川駅への行き方は、鹿児島空港より車で約10分です。