閣寺は正式には鹿苑寺といい、臨済宗相国寺の塔頭寺院の一つです。室町幕府3代将軍の足利義満が造営した山荘「北山殿」を母体にしており、1994年に世界文化遺産に登録されました。京都駅からは市バスに乗り、「金閣寺道」下車で徒歩約5分です。_x000D_
金閣寺の由来は、金色に光り輝く舎利殿(金閣)から。舎利殿は3層で、2層と3層は漆の上から金箔が貼られています。屋根には金銅製の鳳凰の姿も。1階は寝殿造り、2階は武家造り、3階は禅宗の仏殿造りと3つの様式で建てられているのが特徴です。目の前の鏡湖池に映る「逆さ金閣」はぜひ写真に収めましょう。周りの池泉回遊式庭園は特別名勝・特別史跡に指定されており、のんびり散策するのもおすすめです。なお、舎利殿は1950年の放火で全焼しており、現在のものは1955年に再建されたもの。放火事件を題材に、三島由紀夫が長編小説「金閣寺」を書いています。このほか、舎利殿の北東には3帖の茶室「夕佳亭」があり、夕日に映える金閣の美しさから名づけられたといわれています。
住所
〒603-8361 京都市北区金閣寺町1
アクセス
市バス「金閣寺道」下車
電話番号
075-461-0013
料金
大人(高校生以上)400円 小・中学生300円
営業時間
9:00~17:00